LPO対策

LPOとは、ランディングページ最適化(Landing Page Optimization)の略称です。 LPO対策とは、インターネット広告や検索エンジンから自社サイトへのアクセスが、コンバージョン(商品購入などの、サイト上での最終成果)に結びつきやすいように、ランディングページ(訪問者が最初に到達するページ)を調整・改善することです。

LPOの基本は「直帰率」と「コンバージョン率」

直帰率とは、ウェブサイトに訪問したユーザーが、入口となった最初の1ページ目だけを見て、サイト内の他のページに移動せずにサイトから離脱(ブラウザを閉じたり、他のサイトに移動してそのサイトを退出すること)してしまう割合のことです。

コンバージョン率とは、ウェブサイトに訪問したユーザーが、コンバージョン(商品購入や資料請求などの、ウェブサイト上から獲得できる最終成果)に至る割合のことです。

直帰率とコンバージョン率に関する次の表をご覧ください。

評価 合格 普通 悪い
種別 直帰率 40%以下 40%~50% 50%以上
コンバージョン率 1%以上 0.1%~1%未満 0.1%以下

この表が直帰率とコンバージョン率の大まかな基準となります。ご自分のサイトの状況と照らし合わせてみてください。

次に下の表は、月間のアクセス数を1万件に固定した場合、直帰率とコンバージョン率が良い場合と悪い場合とで、どれ程の差が出るかを表したものです。何と成約件数に15倍もの差がついてしまいました。

成約件数に15倍もの差

この例から、LPOの基本は直帰率とコンバージョン率であり、LPO対策がいかに重要であるかをご理解いただけると思います。

よく「アクセスアップ」といい、アクセス数を増やすことばかりを重要視しますが、いくらアクセスを集めても、直帰率とコンバージョン率を改善しなければ売り上げアップにはつながらないのです。

しかも上の図のように、アクセス数・直帰率・コンバージョン率は掛け算ですから、アクセス数を固定しても、このような大きな差が生まれてしまうのです。

LPO対策の具体的な内容

LPO対策の具体的な内容は、訪問者の目的を第一に考えて検索キーワードごとにランディングページを作ることです。つまり、検索キーワードや訪問者の属性などに適合するようキャッチコピーや画像類のデザインを変えるのです。

これには「LPOツール」という、キーワード一つ一つに訴求でき、自動化できるツールを設定します。

これにより、検索キーワードとランディングページのマッチング率が高まり直帰率の減少とコンバージョン率の増大が実現できます。

ただ、このようなツールを使っても、ホームページそのものに魅力がなかったり、何のホームページかよくわからないというような欠点があれば、訪問者はすぐ離れてしまいます。

ですから、ホームページの改善がコンバージョンアップのためには不可欠なのです。そのためには地味な作業を一つ一つ積み重ねていくしかありません。

同時に、PPC広告の改善も必要です。クリックされたリンク先はキーワードに適合しているか、広告文はキーワードに適合しているかなど、テストと検証が必要です。

このようにLPO対策と言っても広範囲にわたるので、アクセス解析などの分析により、自社サイトの状況を把握することから始めるべきです。

当社の実績

私、国松靖弘は、2011年9月、日本初のアスベスト除去に特化した「アスベスト除去見積比較ネット」を開設しました。工務店、リフォーム会社、不動産会社などからの依頼を受け、優良なアスベスト専門業者を無料で紹介するサービスを展開しています。

当初は、直帰率も高く、コンバージョン率も芳しくなかったのですが、地道にLPO対策を施した結果、今では直帰率は25%前後、コンバージョン率も2.5~3%を達成しています。

私のサイトの場合は、電話やメールでの問い合わせがコンバージョンになるのですが、電話での問い合わせが圧倒的に多く、その5割以上の方が次のステップである調査依頼や見積依頼に進んで頂いております。

サイトのユーザーである、工務店、リフォーム会社、不動産会社様などを中心に、最適なLPO対策をご提案し、直帰率の減少とコンバージョン率のアップに貢献させて頂いております。

LPO対策料金(月額)

5万円/月(消費税別)~
お客様の状況を詳細にお聞きした上で、最適な方法と料金プランをご提案いたします。

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