大気汚染防止法改正案が6月17日成立
2013-06-18
環境省が提出し国会で審議中だった「大気汚染防止法改正案」が、原案のまま参議院を通過し6月17日に成立しました。6月21日公布されます。
今回の改正の背景には、以下の2点が挙げられます。
1.アスベスト(石綿)の飛散防止を図るため、建築物の解体等工事に対する規制が講じられていますが、アスベストが飛散する事例や、石綿使用の有無の事前調査が不十分である事例が確認されています。
また、工事の発注者が石綿の飛散防止措置の必要性を十分に認識しないで施工を求める等により、工事施工者が十分な対応を取り難いことも問題となっています。
2.アスベスト使用の可能性がある建築物の解体工事は、今後、平成40年頃をピークに全国的に増加すると推計されています。
これらの理由から、アスベスト飛散防止対策の強化を図るため、大気汚染防止法の改正を行うこととなったのです。
改正の概要についてはこちらをご覧ください。
「大気汚染防止法改正案が6月17日成立」
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